超時空要塞マクロス40周年にかこつけて…

超時空要塞マクロスが放映されてた当時は小学4年生でした。スーパーや文房具店にプラモデルがたくさん置いてあった時代。通学時に目当ての模型が入荷してるか友人に在庫確認してもらって、家に帰ったらランドセル置いて即チャリンコ乗って買いに行く日々。月300円程度なけなしの小遣い握りしめお店をうろつく…買いたいものはたくさんあれど懐具合がついていかなかったなぁ。初めて買ったのはイマイの1/72 VF-1Jバトロイドで次が1/100トマホーク、アリイの1/100ディフェンダーなど持ってました。塗装したくてもキット買うのが精一杯で筆やラッカーなど揃えるのも四苦八苦だったのを思い出します。放送当時はビデオデッキもなくカセットに録音してテープで何度も聞き直してました。テレビのイヤホンジャックから録音すると視ながら音が聞けない💦一時停止でCMカットしようとしたり、電気消したりするとノイズ入っちゃうとか気にしたもんです。特にパインサラダの回は衝撃でした子どもながらに神谷明さん演じるフォッカー少佐ってカッコいいなと思っていた小学生の自分にとっておじいちゃん、おばあちゃん以外の人の死の悲しさを見せつけられてショックでした。羽田健太郎さんのバイオリンのメロディーが今も耳に残っています(小原さんの演技も)。

時は過ぎ、やまとから出た1/48完全変形スーパーバルキリーを入手した際、その完成度からもう自分でチマチマと改造・塗装してプラモデルを作る必要なくなった感じましたが、コロナ禍で食糧品をはじめとして生活必需品以外は生きる上で余計なものという命題を突きつけられて趣味やホビーに関する商品やサービスは瀕死のダメージを受けたと思います(現在進行形かも)アマゾンやネット量販にとって変わられてしまいその流れはようやく飲食店のアクリルパーティションが撤去されつつある今日でも戻ることはない。そうした中改めて巣籠もりや家にいることが多くなった時ふと小学時代にやり残した宿題感のあるプラモデルを作ってみたくなった。一昨年末に出たアーマードバルキリーを皮切りに現在、積みプラ熱再燃中です。スケールモデル老舗のハセガワがマクロスのプラモデルをこんなに出す日が来るとは…最初は飛行機模型売れないからってバカなことやってんなぁと思いましたが、モールドやシャープな造形、実在しない物を実在するかのように見せるためのリアル感へのこだわりはスケールモデルで長年培ってきた技術の蓄積の成せる技でしょう。ここのところとりわけイマイから出ていた1/72可変バルキリーに注目してます。現在出ている決定版である超合金版、HI-METAL版など全ての変形バルキリーの原点はここにあるような気がして…プロポーションのヤボったさや変形機構など正直ガシガシ遊べるようなものではなくちょっといじったらポロリやプラパーツの破損などは不可避な正直デリケートな模型だと思います。でも、80年代当時に胴体部差し替えだけど1,500円でこれだけのものが買えたんだってことに改めて驚きを感じます。今日、模型製作に使用するツールや便利グッズの技術向上には目を見張るものがあるのでそうしたモノを旧キット作成に使用してみたらどうなるか楽しみでもあり挑戦してみたいところである。