1980年代のTAKARAのプラモデルは子どもながらに出来がよかったように思える。エリア88、クラッシャージョウ、ダグラム、ボトムズ、ゴーグ、ガリアンとシリーズラインナップがぞくぞくと発売された。高かったけど1/600のズロオ・ジックをようやく入手できたので年末年始からのイデオンブームは一旦落ち着き、次は45周年を迎えたダグラムプラモデル収集熱が再燃してます。TAKARAのプラモデル商品の開発は実質は日東科学が請け負っていたようで
自分の記憶では日東科学製のダイアクロンなどのプラモデルを持っていました。おもちゃが高くて買えない子ども頃はスーパーで売っていて100円で買えるプラモデルはたいへん重宝したものです。玩具メーカーであるTAKARAにはプラモデル商品を開発するノウハウはなかったので日東科学の技術力がそこに生かされてTAKARA製のプラモデルが製品化されていったのでしょう。今こそ当たり前なポリキャップはあまり使用されていなくても微妙なパーツの渋みやかみ合わせ、日東科学の熟練した金型師の技術により子どもたちが組み立てやすいプラモデルが市場に出回ることが出来たんだと改めてそのありがたさと感謝の気持ちが湧いてきました。ダグラムは目と口がないロボットと子ども頃はかなり違和感がありました。1/72のデュアルモデルは持っていましたし、リアルタイム放映は見れたのにそんなに一生懸命には見ていなかった。フォンシュタインとドナン・カシムの違いすらも当時子どもの自分には認識できていなかったし、さらに小学4年生に政治や歴史事象を理解できようはずもなく、ただロボットがゲリラと連邦軍に分かれてドンパチやってるのがなんかカッコいいくらいの認識しかなかったと思います。MaxFactoryのダグラムのプラモデルがいくつか発売されてきた頃にネットでダグラムを全話視てどっぷりその世界観にハマりました。ザルツェフ、J.ロック、サマリンが特にお気に入りです。1クールで放映が終わってしまうアニメがほとんどの現在、総集編が何話かあるとしても全75話続いたダグラム、改めてスゴい作品だと思います。テレビ局とスポンサーである玩具メーカー、アニメ製作を請け負うサンライズの蜜月時代だったように思えます。敵の親玉の息子をダグラムの操縦者としたサマリン博士の「私は個人を信じる、組織や社会を後ろ盾にする人間を私は軽蔑する」というセリフは今なお自分の心に響いております。その後、同士カルメルに裏切られ、収監されたサマリン博士をデロイア7が救出したが、その時サマリン博士も怪我を負う。だが、ゲリラ同士を戦わせてはいけないと怪我を押して、クリンたち若者こそが未来を創るんだと説いて亡くなったサマリン博士には正直泣けた。その頃、自分の父親も肺ガンで亡くなったこともあり、ドナン・カシムの最期と重ね合わさり生き続けられない無念さと心残りが描かれていて、たかがアニメされどアニメに人間ドラマの深さを感じました。まぁとにかくダグラムプラモ熱がしばらく続きそうですな。


