ふぢや閉店を知る😢💦

コロナの影響で家にいる時間が増えた。家事をしている以外テレビや動画を視てだらだら過ごすそんな毎日にふと小中学生頃にはまったプラモデル(以下、プラモ)をまた造りたいという欲求にかられた。モックアップから造られていた昔と異なりCADなどPC画面で製図された精度のある立体化や色分けされたパーツ構成など技術革新(価格も)には目を見張るものがある。ホビーツールも日常にあるもの(木工用の紙ヤスリやセメダイン、楊子やセロテープなど本来プラモ製作のためにあるものではないもの)を工夫して代用していた昔と違いニッパーやヤスリなども痒いところに手が届く便利で精巧なものがたくさん出ている。自分はガンプラブーム直撃世代なのでもっぱら80年代ロボットプラモを収集する傾向があります。スケールモデルも一時期はまりウォーターラインシリーズの主に日本の艦船や1/72の飛行機(エリア88の影響大)、砂漠の狐に憧れ1/35戦車も少し噛ってますが。

そんな中、超久しぶりに三鷹玩具店ふぢやさんを訪ねたのですが跡形もなくシャッターが閉まっていました。ふぢやの店名が書かれた赤い幌も完全に撤去されていてショックでした。昨年は営業していたのに…昨年の6月で閉店していたそうです。閉店前に行っておきたかった(大後悔)。駅周辺のお店の感じもなんか小綺麗な店が増えてて昭和なガチャガチャした感じが好きだった自分としては更にがっかりでした。文具のNIHON-DOさんが頑張っているのが唯一の救いか。

三鷹には玩具店だとにのたか(大分前にマックになってます)とふぢやがあり、模型屋はナカマ模型とトリオ商会があった。にのたかはタバコ屋も併設していたりジグソーパズルやマジック用品も充実していたが元々自社ビルだったから量販店に押されつつあった小売りを捨てテナント業に移行したんでしょう。吉祥寺にユザワヤができたりしてトリオ商会、ナカマ模型も相次いで閉店していき僕らが三鷹で模型やオモチャを買えるお店はふぢやさんだけになっていたのに残念です。歩道側や隣の信金だったか?駐車場側にも競りだすように置かれたプラモのワゴンFUJIMIの車や童友社のお城など日焼けに負けず陳列されていたのを思い出します。小学生の頃に買わないのに商品に触らないって怒られたり、鰻の寝床のような細い通路の店内にところ狭しと置かれたオモチャたち買いたいものが必ずしもある訳じゃないけどなんかお店をうろうろするのが楽しかった。聖闘士聖衣大系のキグナスアイオリアや新生聖衣のプラモ、ハイコンのバイファムドラグナーのプラモ多数購入したのを思い出します。奥にはグンゼのカラーがあって一覧から番号を指定して出してもらいました。ショウケースからファミコンソフトを買ったこともありましたね。

大学から就職といつの間にかオモチャとかプラモ造りの興味が薄れ元々最寄り駅が三鷹ではなかったこともあって行く機会が全くなくなってしまった。

アマゾンなどネット販売はたしかに早く届くしポチッと便利です。量販店に行けばお店も広いし品揃えもいいし割引もいいかもしれない。

でも地元の子どもたちのために小さいながらもお店を営んでる人たちとマスマーケットを押さえればいいと考える商法どちらでわれわれがお金を使うべきかは本当はわかっていたんじゃないのか?

仙川のエミーには近いうち行かねば。